就活もコロナの影響があり、対面の面接からWEB面接へと変えるところが多く出てきました。
このWEB面接の選考を受けることによって失敗してしまうというようなことはあるのでしょうか?
WEB面接での失敗事例や対処法について調べてみましたので、その内容を考えたいと思います。
WEB面接の失敗事例
WEB面接ですが、実際にやって上手くできていますか?
何か失敗したりすることはないでしょうか。
WEB面接の失敗事例ということでどのようなものがあるのかを調べたところこのようなものが出てきました。
・インターネットの接続環境
インターネットの接続環境が悪く面接中に通信が切れてしまう。
これはどうしようもない部分もありますが、就活をするのであれば今年度くらいは良い通信環境に変えておきたいですよね。
光回線の固定を入れるくらいはしておいてもいいかと思います。通常の家で光回線を入れた場合、まずこちら側が原因で切れるなんてことはありません。
ポケットWi-Fi系でもダメとはいいませんが、事前に通信環境を確認しておくことです。あまりにも普通に切れるようであれば、WEB面接のときも切れやすくなるのも一緒で別の対策が必要になります。
・身だしなみがよくない
身だしなみがよくないというのは、はっきりいって論外な話です。
スーツを着ていないとか、いかにもよれよれでダメな状態になっているとか、カメラがないからといって上半身しかスーツを着ていないとか・・・。
これはわざわざこんな手の抜き方をしなくていいですよね。
しっかりと普通の対面の面接と同じような恰好をしてWEB面接を受けていればよほどのことがない限り身だしなみで悪い評価がつくなんてことはないはずです。
・カメラの位置
カメラの位置が悪く、見た目が悪く見えてしまう、部屋の後ろが映ってしまい片付いていない等です。
このようなことが起こらないようにするためには事前にテストをしておくこと。これしかありません。カメラの位置はPCの場合最初から決まっているものになりますし、しっかりと事前テストをしておきましょう。
面接をやることがわかっているのであれば、どこを背景にすればいいのかも事前に考えておけば済むことです。
WEB面接も対面と変わらない
WEB面接での失敗という話ですが、そのほとんどは気の緩み、準備不足からくるものであり、しっかりと準備をしておけば何も問題がないものだったりします。
基本的にはWEB面接であっても、対面の面接と全く同じであると考えてください。
実際にその恰好、その準備で本番に臨むのか?これを意識することも大事です。
見た目もそうですし、面接への準備としても会社に赴くのであればそれ相応の準備をしていくはずです。
WEB面接だからといってそのような準備がいらなくなるなんてことはありません。ただなんとなく気軽にできそうなイメージがついてしまっているだけで、一生に一度しかない企業の選考であることには変わりありません。
対面の面接よりも伝わりにくいのは事実
WEB面接であっても対面の面接と同じということをいいましたが、一つ違うこととしては、対面の面接よりももっと伝わりにくいということがあります。
やはりその場に一緒にいないということで、コミュニケーションでは伝わらないことが出てきます。言葉で話していることはわかるとしても、実際にはコミュニケーションはその場の空気感であったりふるまいであったりと言葉以上のものがあるものです。
知り合いでも直接会えば伝わることでも電話だと伝わりにくいということはありますよね。面接でも一緒でオンラインで姿が見えるとはいえども、それでも細かいニュアンスが伝わりにくいということはあります。
これはどの学生も同じ条件になりますので、そこまで恐れることはありません。自分の意見をはっきりいって、はっきりと話して相手に伝えるということ。
意識は対面の面接のときと同じくし、気の緩みを持たないということです。
企業側も大量処理になる動きがあるかもしれない
企業側もWEB面接が進んでいくと、大量の面接を実施することができるようになります。
これまで交通費の問題があったり、手配が大変だということも受けやすくなりますし、企業側も少ない時間でさばける人数が増えることになります。
今は過渡期ですが、もっと慣れてくればWEBの方が時間は早くなるでしょう。
そうすると、今度は多くの人が面接に進めるようになりますが、落ちる確率も上がるということです。
たくさんの人が受ければ受けるほど簡単に落ちやすくもなってしまいますし、ちょっとしたミスで選考から外れてしまうこともあるかもしれません。
衛生面ということでWEB面接はメリットがありますが、学生からして本当にメリットが大きいのかどうかはわかりません。
大量処理の場合、より気を付けて面接に臨まなくてはいけません。
WEBだからとか対面だからとはではない実力を
基本はWEB面接だからとか、対面の面接だからとかということで対応内容というのは変わりません。
多少の動きの差はあっても、採用担当者が知りたいのは細かいマナー等の話ではなく、その人の人柄、自己PRや志望動機であったりします。
WEB面接だから落ちた、ダメだった、対面だからよかったというのはおかしくて、選考のツールがなんであろうと面接である以上同じパフォーマンスを発揮しなければいけません。
PCが苦手で面接にも影響しましたなんて話になりません。
また常にしっかりとした面接対策をしておけばそのツールが何になったとしても同じような結果を残せるはずですね。
面接は事前準備と慣れが必要
面接は事前準備が絶対に必要になります。
どんな人でも普通のアルバイト等ではなく就活の面接の場合は深い自己整理が求められるため準備無しに対応することはできません。
また面接もいくら事前準備をしても、慣れというものも必要となります。
人間の慣れの能力というのは凄くて、最初は言うことを事前に決めていたとしてもなかなかスムーズに話せなかったりするものです。
それが何度も繰り返していると、簡単に話すことができるようになりますし、用意していないような質問をされても上手く斬り返して対処できるようになってきます。
最初からいきなり大本命の企業を受けてはいけません。
事前準備をたくさんして、少しずつ慣れていきながら本命の面接へと備えていくという戦略的な動きが必要となるでしょう。
まとめ
ここではWEB面接での失敗ということについて調べた内容をあげてみました。
基本的には事前にしっかりと対策をしていれば何の問題もないものです。
またWEB面接だからといって油断しないということが大事です。
自宅で面接を受けるとなるとついつい気の緩みが起こりがちでそんなことはないと思っていても、どこかで油断するということがあるものです。
こちらは自宅であっても、相手は会社からの連絡であり、その対応によって人生が変わるということもあるわけです。
しっかりと気を引き締め、十分な準備と経験を積んで受けられるようにしていきましょう。