インターンシップを利用して経験を積む

就活ノウハウ

就職活動でなるべくやっておいた方がいいこと。それがインターンシップです。

インターンシップでは企業の中で働くことで実際にその企業がどのように動いているのかを知ることができます。

 

説明会や面接だけではその企業を知るということはなかなかできません。説明会で見ることができる内容はあくまで企業側が紹介したい内容であり、パンフレット等も同様です。

 

実際に働いたときにどのような感覚なのかを唯一知ることのできる機会がインターンシップになるのではないでしょうか。

 

インターシップに参加することのメリットは本当に大きいのです。

 

6割以上の企業がインターンシップを実施している

以前はインターンシップを行う企業はあまり多くなく、一部の企業に限られているというようなイメージがあったのですが、今では6割以上の企業がインターンシップを実施しているとされています。

 

昨今のコロナ事情によっては業態はまた若干変化してくる可能性はありますが、なんらかの方法で学生が企業と接触できるような機会は用意されてくるでしょう。

 

コロナ前ということを考えても6割がインターンシップを実施、そして大手企業になるとほとんどの企業がインターンシップを用意しているとされています。

 

せっかく用意されているインターンシップを受けない手はありませんよね。

もし参加してみてその企業が気に入ればいいですし、そうでなくてもその業界自体の志望度が高まることもあるかもしれません。

 

あるいはその業界の悪い点が見つかって、実は別の業界の方が良かったというような動きになるかもしれません。そのようなことはインターンシップを行っていなければ得られなかった情報になります。

 

何もインターンシップに参加しないで選考を受けるよりもかなり良い立場になりやすいというのは感覚としてもわかりますよね。

 

受ける、参加するのが面倒だというところもありますが、明らかに経験としても参加した方が得になるというものです。

 

夏秋と冬のインターンシップは異なる

インターンシップといっても夏・秋の時期に行うインターンシップと冬の時期に行うインターンシップは異なると言われています。

 

夏や秋の段階で完全に働く先、業界、企業までもがリストアップされて間違いなくそこに進んでいくという人はそんなに多くはいないはずです。そのため企業側としても採用に直接関係ないという前提ですすめることが多くなります。

 

一方、冬となると早期選考の要素が出てきます。インターンシップが終わる頃にはもう選考が始まる時期。それであればもしインターンシップで優秀な学生であることがわかればそのまま採用してしまった方がよくわからない学生を採用するよりもよほど良いということになります。

 

実は採用選考の一部として組み立てられていた。そこでの成績が直接的に採用に繋がった、社員に気に入られるかどうかで次に進むのかが決まっていたとなっても全くおかしくはありません。

 

夏秋ではリスクなく経験を積むことができる

夏・秋の時期のインターンシップは選考とは直接関係はしないということを言いました。この時期のインターンシップであれば行きたい業界にとらわれないことも大事になってきます。

 

あえてといいますか、そこまで興味がないとまでは行かなくてもピンポイントではない会社を覗いてみるのもいいことです。

 

学生の視点、考えなんてまだ働いたことがないので正しいかどうかなんてわかりません。そんなに興味がないと感じていても、そこで新たな視点が得られる、新たに行きたい業界、企業が生まれるなんてことも少なくありません。

 

やってもいないのにその仕事が合うか合わないかなんてものはわからないものです。ましてインターンシップに参加していないのに、説明会も受けていないのにわかる情報なんてほとんどないはずです。

 

夏・秋の段階ではまだリスクがなく参加できる、次の冬で本格的に動くための準備として大胆に取り組んで参加していくというのも良い方法だと考えます。

 

合同説明会に参加してみるのもあり

インターンシップについても就職の説明会と同様に合同説明会も実施しています。このような説明会に参加してみるのもいいでしょう。なかなか選ぶのが難しい場合、複数の企業の話を一度に聞く事ができるのは効率的です。

 

その代わり参加する企業は中小企業が多くなる傾向はあるようです。大手の場合、単独で開いても人数が確保できたりしますので、合同説明会を行う必要性はないのかもしれません。(各社のスタンスによってかなりの大手でも合同説明会を行うところもあります)

 

合同説明会は多くの話を聞く事はできますが、そのかわり一つ一つの中身は薄めにはなりますし、どこに行ったらいいのかがわかりにくいということはあるかもしれません。

わからないとしてもとにかく多くのブースに行って話を聞いてみてヒントを掴むということが大切になってくるでしょう。

 

躊躇しては何も得ることはできませんのでとりあえず話を聞いて何かピンとくるものがあるかどうかを確認するというような感じです。

 

ただしここで聞ける内容はあくまで宣伝であるということ、これは個別の説明会でも同じですが考えておくようにしましょう。基本的に説明会では都合の良いことしかいいませんし、都合の悪いこと、デメリットとして話すのは、学生に話しても差しさわりのないデメリットであり本当に問題であることを話すということはありません。

 

企業側はこのような説明をしている、実態はどうなのか。この検証として夏・秋のインターンシップを使ってみるというのもいいかもしれません。

 

情報を多く蓄えておくこと

就職活動はとにかく情報戦というものになってきます。

説明会だけを聞いて、純粋にその内容を信じて選考に進んでも本当の実態は全然違うかもしれませんし、入社して後悔してしまうかもしれません。

 

また、インターンシップを受けた学生と比較すると知識量・考察量が足りなく浅い内容しか話すことが出来ず面接を突破できないということも起こるでしょう。

 

就職活動はとにかく情報が大事です。どの業界ではどのような企業があって、というのは当然としても実際に自分が働いたときにどのようなことをやって、どのように感じるのかということをイメージできる人はほとんどいないのではないでしょうか。

 

インターンシップは学生が考えていることと、本当の働く環境とのギャップを埋める良い機会になるはずです。

 

できるだけ参加をして少しでも多くの情報を取り入れ、自分自身の考えを深めていくようにしていきましょう。

 

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